人生のごった煮

完璧な心の平和

雑雑雑雑記

眠剤を飲むとハイテンションになる。

仕組みはわからない。
ただ眠剤がもたらす眠気に逆らって起きてるとだんだん楽しくなってくるのだ。
もしかすると私がそう思い込んでいるからそうなっているだけで実際は躁状態にする効果などはないのかもしれない。
そんなBLみたいなことある…?(ここで言うBLとは媚薬を入れたと言われ痴態を晒すものの実際は媚薬など入っていないことを後から知らされるシチュエーションのことです)

ご想像はついていると思うが私はいま眠剤が入っている。

これが思い込みでもいいのだ。
楽になれれば。

自分に課す重荷は、自分で適度に下ろしておかないと潰れて死んでしまう。

―――


私の人生、今でも続いているのが不思議だ。

小学四年生の頃にエスカレーターに挟まり(そんなことありますか?)首が締まり死にかけた。

中学三年生の頃に二度自殺を図り、カッターの刃がまるまる埋まるほどの傷を作った。なんで生きてたんだろう。

今年の五月には父親に対する憎しみの感情が決壊し金槌で殴り殺しかけた。
私が死ななくても人生のルートとしてはかなり外れていただろう。


他にも人生終わりポイントは沢山あったのだろうが書き出すには多すぎる。

とにかくまあそんなことがありながらも生きているのだ。
死にたくても死ねなかったし運命かなんかなのだろう。

私は生きるのが死ぬほど、文字通り死ぬほど苦手なのだ。

人と関わる時間こそ地獄、人と人が共生していく社会においてこの特性はなんの役にも立たないどころかただの重荷だ。

人と関わることが出来ない訳ではない。
友達も少ないがいる。
少し話が外れるが私は今まで友達の定義を遺灰を食いたいか食いたくないかで考えていた。結果的に友達が1人きりだったのだが、世間一般の友達の定義に当てはめてもあんまり多くはなかった。悲しいね…
本筋に戻る。
人と一分関わるごとに五十メートルクロールするくらいの労力を使うのだ。
そんなん続けてたら死ぬ。
結果的に社会に溶け込めず、ひとりきりで本を読み漁る高校生になってしまった。


ごめんなさい本当に思考が曖昧なのですべてがわからないんですが(出たオタク特有のでけぇ主語!)わたしは筋が通った文章を書けていますか?てかさぁ、お弁当ソング?の「筋の通ったふ〜〜〜〜〜〜〜〜き♡」ってみんなどういう振り付けしてた?私は肩から手首までスーッと下ろす動作だったんだけどあれになんの意味があるのか子供心にも全く理解出来なくて本当に怖かったです。実用と装飾以外で作られたものが怖いんですよね。例えばソファの手すりは腕を休めるためにあり(実用)、ソファカバーは華やかに見せるためにあり(装飾)、調和が取れているんですが、座高を測るアレとかは実用でも装飾でもなく本当に怖い。なぜ存在するの?怖くないですか?あっ段落もめちゃくちゃだもう…ごめんね…


―――


閑話休題

ここから持ち返すわよ。

精神病院に入ると、一日のエネルギーのバランスが取れず困る。

例えば普段は寝ることによりエネルギーを貯蓄し、そのエネルギーを学校に通うことで吸い取られて、結果的にプラマイゼロになっている。

エネルギーが有り余る時は学校終わりにカラオケに行くなどして発散する。
前にも書いたかとは思うが一人カラオケが好きだ。
ヒプノシスマイク、あの設定ユルユルガバガバコンテンツ、特に秀でたところが無いのになぜか周囲に愛される同級生のようなジャンル、私はあれに対し愛情と羨望と親に対する憎しみのような感情を持っているのだが、その話は置いておいて、ヒプマイカラオケは純粋に楽しい。
まず地声で早口で喋るという行為が楽しい。
それに加えシャンパンコール入れたり、全力でブッコロスゾオイ!!!!!!とシャウトしたり、楽しいに決まってるじゃないですか…!

そうやってバランスを取っていたのに、精神病院に入ることにより一日のほとんどを虚無になって過ごすしかなく、エネルギーの発散どころがなく困っている。

仕方なく青空文庫で文豪の作品を読み漁っていたが、通信制限によりそれも叶わなくなった。

Twitterもほぼ使えないのでもうダメだ。
私はどうすれば………

だからブログを書こうと思ったのに主題もブッッッレブレでどうしようもない。

こんな私でも愛してくれ。

とか言うくせに人から好かれるとめちゃくちゃ動揺してしまい、なぜ?!?!なぜこんな私を?!?!?!わたしの嫌なとこいっぱいありますよ?!?!?!みて!!!!!!(???)と最悪ポインツ晒しガールになってしまうし。

壊滅的に生きるのが下手だ。


―――


愛する女の話します!!!!!!


Twitter上では割と喋っている、同級生で3年付き合いがある友達の、通称愛する女さんのことです。

彼女と出会ったのは中学一年の春。

その当時はわかっていなかったが私が入学したのは中高一貫進学校で、受験の倍率は4倍だったらしい。

私はとにかく受けろとしか言われていなかったので特に勉強も何もせず、当日に会場に行けばいいと思っていた。

前日の夜に東京喰種を全巻一気読みし、寝ぼけまなこを擦りながら行った会場でひたすら解答用紙を埋めて合格した。
この経験が「なんでもやってみればどうにかなるのではないか」という思考に結びついている気がする。んなわけねえだろ。

最初のクラス顔合わせで、クラスの中で学級目標を話し合う係と役職につく係と教室の後ろに貼るポスター制作係に分かれることになり、私は迷うことなくポスター制作を選んだ。

ほとんどおえかきでしか褒められたことのない人生である。適当に描いて適当な位置に落ち着くつもりでいた。

そこで彼女に出会った。

いきなり「そのマーカーはなくない?」
と激烈disをかましてきたのが彼女こと愛する女である。遺灰を迷わず食えるマブダチになるとは当時は思いもせず、エッッなにこの陽キャ!怖っ!!!と思っていた。まずよく考えても初対面の人間に強火disをかますのは普通やらないと思うが、そこが彼女の魅力なんだろう。

私は目の前に現れた強火女にすっかり肝を抜かれてしまい、ポスター制作はほとんど彼女がやることとなった。

その後彼女も割と陽キャ寄りのオタクであることが判明し、ジャンルも全然被らないのになぜか仲良くなり、クラスの中のオタク達と一緒にわいわいやって三年間過ごした。

なぜここまで仲良くなったか分からないが、お互い結婚しないなら一緒に住もう、とか九大行きたいね、一緒に住みたいよねとか本屋に一緒に行って楽しいのはひるのつきちゃんしかいないから、ひるのつきちゃんはお兄ちゃんと同じくらいには大好きだよ(彼女は極度のブラコン)とかひるのつきちゃんから貰ったチョコ以外は全部捨てたが…とか、わたしの所在を知るため職員室に突撃し「ひるのつきさんについてお伺いしたいのですが!!!!!!(クソデカボイス)」とか、お互い人生に食い込むマブダチになっている。


私が死んだらその死を永遠に脳に刻んで欲しいな。

彼女が先に死んだら遺灰食いてえな。


以上、愛する女の話。

追記、彼女ヒプノシスマイクの推しは乱数くんらしくて推し同士が対立してんじゃん!って死ぬほどウケた。彼女と私は推しが一度も合ったことがなく、それがここまで続いた要因かもしれない。


―――


生きるのが苦手だし正直やりたくないし最悪の両親から搾り取れるだけ搾り取られて、それでも生きてやろうという気持ちが最近来ている。
父親から性的にいろいろやられていた頃は、父親のことを神聖視していた節があったけど、今よく見るとただの小汚いおっさんなんだもんな。そんな人間に私を消費させたくないし支配されたくもないよ。
とりあえず今は勉強してたまに人を好きになったりしてやっていきたい。
国語と英語だけなら九大余裕だけど数学がねぇ…やっぱねぇ…ウンウン…みたいな事言われて、数学どころか算数すらできない私はニッコリ笑顔になるしかなく。
九大なんて行きたくないと言ったら嘘になるしすごい行きたいし愛する女と行きたいけどやっぱ数学が壊滅的に無理なんですよね。
でも人生やっていくしかなく、私は私ができる最大限のことをやっていくだけです。
脈絡も何もないなあ。眠剤飲むとハイテンションになりはするけど文章を書くのは冷静な時じゃないと無理っぽい。

死にたくなろうとなんだろうとやっていくしかなく、私はやっていきます。
クソ両親が要介護五とかになっても生きさばらえてるのを笑って見れるようになりたい。


全員倒すからな……………(今年の抱負)



―――

追記追記、私は冬しか生命活動ができなさそうなことが判明したので冬に東京に行きます。自分の金で東京に行ったのに警察に拘束されてただけなのが悔しすぎるから。美少女でもないし一貫性もないけど(私は一貫性がない人間が嫌いなのに誰よりも一貫性がないよ、助けて…ではないんだ自力で助かれ)美しいだけの人生も退屈なんじゃないのかな?醜く生きます。誰か傷のすり合わせがしたい人がいたら連絡ください、会いましょう。
これは今思い出したんですけどヒプノシスマイクのキャラクター神宮寺寂雷さんのキャラクターソング「迷宮壁(cv速水奨)(別名読経ラップ)」の歌詞、「今に見てろではなく今の私を見てくれ」、割と好きなんですけどあの人はニーチェに傾倒したりしてるのか?わたしもニーチェは好きです(何?)



眠剤飲んでしばらくの記憶は飛ぶので明日私がどんな反応するか楽しみです。書くつもりないこといっぱい書いたしね。


クソみたいな人生、最高にしてやるので見とけよ、いや今の私を見ろ、最高だから!せいぜい眠剤飲んでブログ書こうと思った自分を殴るんだな!ハッハッハ!

とても、とても、いいところで

前回のブログで突発的な家出をした話をした。

その後の流れ(警察に捕まり児童虐待の判定をくらい児童相談所に突っ込まれ痙攣発作を起こし入院)については諸機関の名前を出してしまうと個人情報がドバドバ流出してしまうので割愛させてもらう。

この間1週間、親との連絡をしないためということで携帯電話が取り上げられていたのだが、これが思いのほかキツかった。

私の自我が芽生えたのが小学五年生くらいなのだが、インターネットはその頃から付き合いがある。

本当に学校に通い生活をしている時以外は常にインターネットにいた。
他の人が趣味や勉強に時間を割く中、私はひたすら2ch(現在の5ch)やTwitterを駆けずり回っていた。

なので携帯端末を取り上げられてしまうと本当にすることがなくなってしまったのだ。

児童相談所の畳敷きの部屋に寝転がり、携帯がない時に自分が何をしていたかと考えてみても、読書と絵を描くことしか出てこなかった。

しかも児童相談所の本棚にはどう見積もっても小学生向けの本しかなく、紙とペンを貰うのにも申告が必要なので完全に手詰まりだ。

とりあえず読めそうな本を片っ端から読んだので感想。

  1. 恩田陸/夜のピクニック

本屋大賞も受賞したこの作品。
一時期かなり話題になったが、結局読むことが出来ていなかったのでこの機会に読めて嬉しい。
恩田陸さんの作品は「ネバーランド」「麦の海に沈む果実」しか読んでいないのだが、両者ともに素晴らしい作品だったので「夜のピクニック」にもかなり期待が持てた。
高校生が主人公の小説であり、ただ歩くだけの話なのだが(失礼)機知に富んだ文章で飽きることがなかった。
あとこれは個人的な感情なのだが異母兄弟が大好きなので良かった………

  1. 村山斉/宇宙は何でできているのか

新書。
その名の通り、宇宙が何で出来ているのかを素粒子物理学の面から探求する本。
素人にもわかりやすい説明でとても面白かった。高校化学の内容でも充分カバーできたので筆者の頭脳がすごいんだと思う。

  1. いしいしんじ/ぶらんこ乗り

家から持ってきた本。
小学生の頃に出会ってから今まで人生の一番はこの本で変わっていない。
この本について語ろうとすると「とりあえず読め…!」とオタクのようなことしか言えなくなってしまう。素敵な本なんですよ。とりあえず読んでくれ。

  1. 椎橋寛/ぬらりひょんの孫

読めそうな本が無かったので漫画に移行した。他にはワンピースとかちはやふるとかしか無かったので泣く泣くこれになった。駄作とかいうつもりではなく、ただ年齢層が違うだけ…鴆くんがとても健気で可愛かったです。

  1. ダレン・シャン

他には何かないのかと血眼で探し回ったところ以前Twitterで紹介されてたこれに行き着いた。
治安が悪いハリーポッター
2巻まで読み、さあ続きを…と思ったら3巻以降は児童相談所にないことが判明。なんでだよ。


あとは高校の教科書が貸し出せることがわかったのでひたすら教科書を読んでいた。

でも勉強が終わり休憩…となったところですることが無い。何をすればいいのかわからず天井を見つめデカめの虚無になるしかなかった。

本当に私の人生にはインターネットが食い込んでいるんだなと痛感した。
インターネットよ、私の半身として生きてくれ…

タイトル「とても、とても、いいところで」はいしいしんじ/ぶらんこ乗り から。
間違っても児童相談所がいいところだったわけではない。最悪だった。

ところで児童相談所に数々の悪事を報告してしまったので両親からガン無視を決め込まれているんですよね。
「おはようございます!ところでヒプノシスマイクがオリコン1位をとりました!今日も1日頑張りましょう!」ってメール送ったんだけど返事が来ない。

以上、精神病院(半年ぶり3度目)からお送りしました。

夜は自己嫌悪で忙しい

逃避行中です。

逃避行という名のちょっとお出かけとかではなく、文字通りの逃避行。

何の当てもなく見通しもない見切り発車なので、自分でもこれからどうなるのかよくわかっていない。それでいいのか。

七月は進学校ゆえ模試に補習にオープンスクール、はては課題研究などもあり実質休みはゼロ。盆休みもあるかどうか怪しいものだ。
なのでその忙しい中のちょっと重要度が低い日あたりに東京に行ってみたいなとは思っていた。


思っていたけど。


なんか体が勝手に動き特急に乗っていた。

今日は金曜日で、明日から三連休なので授業を休むことによる支障などはあまりないが、誰にも何も言わずに出てきたのは流石にまずいだろう。

だって私もこんなことになると思ってなかったんだもん…

多分、逃げたいという気持ちはかなりあったんだと思う。
最近は自身の持つ鬱に、家庭の財政破綻とか死ぬほど合わない学校制度とかの環境要因が加わりメンタルがグッチャグチャになっていた。
そこに躁のウェーブが来ちゃったのだ。
鬱のウェーブだったら自殺しようとなっていたところだが、なにぶん躁なのでパワーが有り余っている。特急、乗っちゃうよね。


なにもわからないけど時は流れ季節は移ろい人は死ぬしたぶんどうにかなる!


後先のこと考えても意味ないし!!


人はどうせ死ぬし!!!





自分でも本当に何もかもがわかりません。今後の動向をお楽しみに。




閑話休題

閑話休題の使い方変じゃない?などというご指摘はご遠慮願いたい。使いたかったんだよォ…

今日突発的に出てきてしまったが、荷物自体はこんなこともあろうかと前々から準備していた。

こちらは旅のお供にと選んだ本である。


こいつ…全然選べてねえ!!!



全然選べませんでした。


2冊削ったのになあ…


でもそれだけ思い入れのある本達。








本当に素敵な本達なので紹介文を書こうと思ったんですが、ちょっと酔ったので続きは落ち着いてから書きます。私は新幹線でも飛行機でも酔ってしまう。なんで電車に乗ってるの…?

携帯の充電は死にそうだし着替えたけど革靴のままだしすっぴんだしお先真っ暗だしトイレの場所もわからないしいつ欝が来るかもわからないけどたぶん大丈夫。



ところで薬忘れたんですけどどうすればいいですか………?

愛することは信じること


題字は諫山実生月のワルツ』より。
みんなのうた」で見た記憶がある方もいるのではないだろうか。
幻想的で蠱惑的なアニメーションに幼い私は惹き付けられたのだが、成長してから歌詞にも引き込まれ今ではすっかりお気に入りの曲である。
愛とは何ぞや、という問いにはこれで返すようにしている。
まずそうそう聞かれることはないが。
調べてみたところ今『月のワルツ』のアニメーション付き動画はニコニコ動画のみでしか見られないらしい。
機会があったら見てくれると嬉しい。




いろいろあり祖母宅で暮らすことになった。
その「いろいろ」について書いていこうと思う。
全て書くと長くなってしまうので所々端折るが御了承願いたい。

法務局で勤めている父が市外に異動となった。
ごてごてと言葉で固められた書状を見せてもらったが簡単に言うと左遷ということである。

ざまあみやがれ!!!!!!

元々地方の底辺大学出の父親が超難関大法学部卒のエリートたちをまとめている実状がおかしかったのだ。
以前諸事情あり父親の仕事場を訪れたことがあったが、九大法学部卒の20代女性が父親にいびられているのは見ているこちらも耐え難かった。

ざまあみやがれとしか言いようがない。

しかし内心お祭り状態の私にも弊害が発生する。

今まで食事毎に1000円札を貰っていた私だが、それが一月となればかなりの額になる。
それに高校進学にあたる学費なども捻出しなければならないから当然家計は火の車だ。

私を養えないのである。

正直一日1000円で十分なのだが、それだと最低限の生活を保証できないと断られてしまった。
私が勝手に1000円を使わずに取っておく分には良く、渡さない分には良くないらしい。
その上頑なに一緒の食事を取るという選択肢は選ばない。


ややこしいことだ。


そこで祖母に相談することにした。
元々家庭と学校しかコミュニティが無い私である。
家庭はもってのほか。
学校では精神病院にぶち込まれたという事実が出回っている上(最悪だ)、精神病特有の精神乱高下があるので築けた友人も数少ない(最悪だ)。
しかも両方とも信頼出来る人間がいないときた。

祖母しかいない。

早速祖母に電話を掛け家庭がヤバヤバだよ〜という旨のことを伝える。
私としてはただ愚痴を聞いてもらえればそれで満足だったのだが、祖母の口からは意外な言葉が出た。

「私のところで暮らしなさい!!!」

と。



もちろん祖母のところで暮らせたらそれ以上のことはない。
しかし祖母と母親の間ではかなりの軋轢があるのだ。
一筋縄でいくはずもない。
母親に電話を代わって、ハラハラしながら反応を見る。
思っていたよりも早く受話器を置いた母親に驚きつつも結果を聞く。


「あなた、あの人のところに行きなさい」






びっくりするほど一筋縄だ〜〜〜!!!!!!!!!!!!






この流れ見たことある!!!!!!

えっ?マジですか??卍???などとわたわたしている私をよそに母親はせわしなく定期券やら学費やらの話をする。

マジらしい。

あれよあれよという間に父親にも連絡が行き引越しはどうするか、通学に問題はないかなどの確認が始まる。

こういうところをちゃんとしてくれるのは本当に有難い。
甘んじてのびのびと過ごしていたら学校提出書類や通学通院経路を示したマップ等が渡され、引越しの準備が完了した。
本当になにもしていないのに全て解決してしまった。
すごい。



ここに書いた他にもいろんなことがあり、母親と祖母が直接対話することになった際

母親「やっぱりうちの子を渡すわけにはいきません!!!!!!」

祖母「なんですって?!?!?!」

という昼ドラのようなやり取りがあったりしたのだが割愛する。


そうこうしている間に引越しを終えた。
ベッドや戸棚などは置いていくことになったので、引越し業者に頼むこともなく、荷物(ほとんど本)を車に積んで祖母の家へとドナドナされた。



祖母の家は色が入り乱れた私の家と違いダークブラウンを基調とした色合いとなっている。
同じくダークブラウンのベッドと布団を購入し、引越しは完了した。


あっけなさ過ぎてどこかにボロが出るんじゃないかとヒヤヒヤしていたが、滞りなく生活することができた。
私の家は物心ついてから7年間住んでいたのだが、祖母の家こそが実家のような感覚になる。
それだけ私にとって落ち着く場所だったということだろうか。
7年間住んでいたとはいえ昔の家に特に愛着も湧かず、むしろ離れられてせいせいした気分だった。


通学の面でも困らなかった。
通学時間が少し長くなったが元々昔の家でも通学に1時間超かかっていたのでそこまで気にならない。
学校が昔の家と祖母の家の中間辺りにあったのが良かった。



来た初日は食事の豪華さや洗濯の質の良さ、自分が家事をしなくていいという衝撃でいっぱいだったが2日経つと慣れてしまった。
自分はこの家で生まれ育ったという気までしてくる。



まだ学校提出書類や足りないものの買い出し、近くの病院探しやその他私が与り知らぬややこしいこと色々があるが、なんというかようやく楽に呼吸ができるようになった気がする。
決して楽でも楽しくもないであろう高校生活を乗り切るためにも、この環境に移れたのは良かったと思う。






今日は祖母お手製のマドレーヌを食べた。
祖母も決して若いわけではない。
この日々が長く続くことはないと分かっているが、できるだけ長くこのままでいたいと思った。






ちなみに祖母はベッドを購入する際大金を財布から軽〜〜〜く出していたのだが、その出処が気になり聞いてみた。
もし年金だったりしたら、出世払いとはいえ申し訳ない。




パチンコ屋でバイトをしているらしい。





たくましすぎないか、祖母よ。

大切なことをひとりで成し遂げにゆくときのための名前があるの


家出をしてきた。



家庭環境が最近どんどん悪くなってきており、私に残された選択肢が


⒈自殺する

⒉家に放火する

⒊家出


の三択になったためである。
物騒なのを選ばなかっただけ褒めて欲しい。


昔からヒステリックサイコマザーと育児無関心女好きファザーの間で板挟みになり窒息しそうになっていた節があるが、最近は夫婦間の不仲がひどくなり、かなりキツかった。


まずご飯がない。


別に育児放棄をされているわけではなく、ご飯がある時(父親が家で晩を食べる時)以外は普通に1000円札を貰っている。

ちなみに1食に1000円かけるのは勿体無いので食事を抜いたりして貯金している。

元々私は母親から離れるためにも自分の分のご飯は自分で作るというスタンスだったので、特に支障はないが、完全に家族の間で生活が分断されたな、と感じた。



そして会話がない。



今までは父親・母親の機嫌がいいときに会話があったが、それが完全になくなった。

何があったのかは知らないが、父親の機嫌が完全に悪くなり、母親もそれに引きずられるように機嫌が悪くなった。

ただいま、おかえりがないのはもちろんのこと、本当に会話が一切ない。

当然目が合うこともない。





これだけのことか?と思われるかもしれないが、これだけのことが私は凄くきつかった。

同じ家に3人の人間が別居している感覚。

自分の存在が完全に無視されて、だけどそれが犯罪にならないこともわかっていたから余計きつかった。

むしろ殴られて蹴られて、罵声を浴びせられていた時の方がよっぽど良かったとまで思った。

昔の私なら「死のう…」となっていたところである。
しかし今の私は割とすこやかに生きているので、



ヒャッホ〜〜〜!!!家出やっちゃお〜〜〜!!!!!!☆彡



の考えが先に出た。


先ほど自殺か放火か家出か、と述べた。
あれは嘘だ。
完全に家出一択だった。



準備


私は昔から家出装備の一式を揃えるのが大好きだった。

無論装備が必要なほどの大層な家出をしたことはない。

ただ単に冒険の準備をするようなワクワク感が好きだっただけである。

ということで、探したらその装備が出てきた。

以下中身。

☆1万円札
☆ジャージの上下とジーンズ、パーカーに上着、下着と靴下3日分
☆お風呂セット
☆歯ブラシ
☆たためるブランケット
カロリーメイト数箱

もはや防災セットである。

これに最低限の化粧道具、コンタクト、身分証などを入れると早くも家出の準備が整った。

家出を考えている諸兄、家出の際に持っていくものは防災セットを参考にしてみることをおすすめする。


家を出る


家を出るならやっぱり深夜。

定番である。

といっても父親も母親も起きているので特に深夜に出る意味はない。

雰囲気だ。

特に引き止められることもなくスーッと家を出た。

そこは引き止めてくれよ。

まぁとにかく家を出ることには成功したので、泊まり先を探すことにする。


泊まり先


野宿なんてすると若い女は襲われる?!
知らんわ!!!かかってこいや!!!!!!

の気持ちで家を出たが、別の角度で困ることになった。

野宿するところがないのだ。

なぜなら、公園もどこもかしこも必ず人がいる。

なんでだよ。

深夜じゃないのか。すこやかに寝てくれ。

困り果てた。

考えなしに家を出た私が悪いのだが、このままだと寝ずに夜を明かすことになる。

インターネットカフェの会員証はあるが未成年なので泊まることは出来ない。

結局ぶらぶらと歩いて夜明けを見た。

山の稜線が赤紫に染まる景色は綺麗で、それだけでも家を出た価値はあったように思えた。

夜が明けた


とりあえずネットカフェに行く。

あそこはシャワーもあるし食べ物飲み物の注文も出来るし漫画も読み放題だ。

そこで昼間の時間を潰し、夜に備えて計画を立てた。

やはりある程度の年齢に達していないと合法的に屋根のついた場所で夜を過ごすことは出来ない。

一度は捨てたこの身体、売り物にでも何にでもしてやろうという思いはあったが、なにぶん田舎なので確かな出会い系サイトが無い。(確かな出会い系サイトとは?)

悩みに悩んだ末、母方の祖母の元へ行くことにした。

やっぱり知り合いの家などでないと継続的な生活は出来ない。

母親と祖母はほとんど縁が切れているので、家庭に戻される不安はなかった。

そうと決まれば早速JRに乗って2時間。

祖母の家に着く。


祖母の家


あくまで母親と祖母の間が険悪なだけで、私と祖母は連絡も取り合えるし仲もいい。

私が入院した際には親族の中で唯一お見舞いに来てくれた上に、両親以上に丁寧に話を聞いてくれた。

さすがに突然訪問するなんて失礼なので先に連絡を入れた。


「わかりました。〇〇ちゃんが来るのを待ってますね。〇〇ちゃんの好きなマドレーヌもあるからね。」



と返信が来た。




泣きそうになった。




ここ1ヶ月でまともに人の愛情が感じられた瞬間だった。


家に着いて泣きながら謝っても、笑って中に入れてくれた。


整形した話をしても、あなたがそれで楽になれるならいいじゃないと言ってくれた。



ずっと泣いていた私に付き添ってくれた。



一緒に晩ご飯を作った。



一緒にテレビを見た。



一緒に笑った。



すごく幸せだった。


お風呂にも入れてもらって、布団も敷いてもらって、母親がいる時には近寄れなかった仏壇に手を合わせて、ぐっすり眠った。



翌朝になるとずいぶん気が楽になっていた。

いくらでも泊まっていたらいいと言われたが、ずっといるなんておこがましいと言って断り祖母の家を出た。

出る前にお菓子を沢山もらった。

帰りのJRで半分食べて残りはとっておいた。

家に戻るといつも通りで、祖母が連絡していなかったのは本当らしかったが特になにも言われなかった。









少し生きるのを頑張ってみようと思った。









題字は穂村弘「手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)」より。

失くしたと思っていたが家出セットの中に入っていた。

好きな短歌があるページに1000円札とカッターの刃が挟んであった。

家出した時に生きるか死ぬか選べるということかな、と思った。

昔の自分のその感じがなんだか好きだ。






生きる意味などは後からつく



プチ整形をすることにした。





OD、リストカット、飲酒、自殺未遂と様々なメンヘラ芸を極めてきたがとうとう整形に手を出してしまった。

これ以上メンヘラとしてする事などないのではないか。

やり尽くした感がある。

とりあえずプチ整形(埋没法)してきました、というレポートです。





私は小さい頃から自分の目がコンプレックスだった。

平均的な女性の顔にモンゴル人力士の目をつけてみて欲しい。

想像できただろうか。
それが私だ。

この非常にアンバランスな顔は、五十路になっても端正だと褒められる父親から目以外のパーツを、お世辞にも美人とは言えない母親から目のみを受け継いだ哀しき遺伝に起因する。

今までの学校生活では、アイプチやアイテープなど様々な二重まぶた形成用化粧品を駆使し平均的な顔を保ってきた。

しかし考えてもみてほしい。

朝起きて鏡と対面してモンゴル人力士がこちらを見ている瞬間を。



辛さしかない。



その他にも人と間近に顔を合わせることが出来なかったり、一重に戻った際はトイレに駆け込んで泣く泣くやり直したりと、生きるのに不便なことしかなかったのでいっそのことと整形することにした。



しかし整形といえど一筋縄ではいくわけもない。

悲しきことかな私は未成年者であり、親の了承が無ければ施術は出来ないのだ。

だがここで引き下がるわけにはいかない。

高校入学前というのは、絶好の整形チャンスだ。
中学校までの交友関係は一掃され、新しい学友と教師に囲まれる生活。
昔の私を知る者が少ない状況は、整形にぴったりである。


そこで母親に相談することにした。


相談する前に、母親と私の関係性について書いておこうと思う。
私の母親は鬱・ADHDパニック障害を患っている精神病ビンゴ女である。
今は色々とあり家庭内別居状態。


その母親に相談するのである。
どんな答えが返ってくるのか想像もつかない。
快諾してもらえたら良いが、流石に実の娘の顔が変わるというのは受け入れ難いだろう。




まあ言ってみるしかない。





私「かくかくしかじかでプチ整形をしたいんですが」


母「いいよ」








快諾〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!










なにか裏があるのではと勘繰りたくなる程の快諾だった。

仮にも十余年連れ添ってきた愛娘ではないのか。愛しいかどうかは知らないけど。

金は自分で払ってねとの事だったので、貯金に加え今月の食費を削ることにする。
家計も別々にするというのが家庭内別居の方針である。
なので高い買い物をするとそれ相応のツケが回ってくる。
さらば健康で文化的な最低限度の生活。

とにかく了承してもらったので、次のステップに進むことにする。



病院を探す


私が住んでいるところは田舎中の田舎なので、美容整形外科が少ない。
選べるほどあるわけでもなかったので、無難に城本クリニックにした。
あのフカフカな毛布の上をひたすら女の人がゴロゴロするCMの城本クリニックである。
特に口コミを調べることもなくカウンセリングの予約を入れた。
こういうところで人生に対する真摯さが出る。


応対してくれた女性はいかにも慣れている様子で、こちらから言わずとも疑問を解消してくれる。

彼女は終始柔和な笑みを顔に貼り付けていたが、精神科にかかっていると言った時に一瞬真顔になった。辛さがあるがこんなところでめげていては始まらないので笑顔で返した。

担当医は受付の女性と打って変わって、なんというか“魔女”と呼ぶに相応しいような人だった。

非常に綺麗な方なのだが、千と千尋の神隠しに出てくる湯婆婆みたいな性格をしている。
承諾書に名前を書きな!
希望の二重のラインは?!
そこに横になりな!
みたいなテンションで話が進んでいく。

施術


気づいたら手術室で横になっていた。
顔に謎の布がかけられていたり、その布がめちゃくちゃゴワゴワしていたりと疑問は尽きなかったが、一番気になったのが大音量で三浦大知のEXCITEが流れていること。



なんで?!?!?!?!
私は三浦大知を聴きながら施術を受けるの?!?!?!?!?!?!
そんなEXCITE⤴︎ EXCITE⤴︎ なノリで二重になるの?!?!?!?!?!?!?!?!?!



などと混乱していたが、看護婦さんたちは点眼麻酔をしただけで退出し、部屋には私ひとりきりとなった。

ひとりきりで爆音の三浦大知を聴く。

これほどにシュールな空間があるだろうか。


EXCITEも終わり私が虚無になりかけていた頃、ようやく担当医の魔女がやってきた。



「は〜いじゃあちょっとチクッとしますね〜」



心の余裕が出来ていない中麻酔を打たれる。言うほど痛くはなかった。

それよりも気になったのがまたしても大音量で音楽が流れ始めたこと。
宇多田ヒカルの「HEART STATIONである。


「じゃあ糸通していきますね〜」


肌寒い雨の日
ワケありげな二人
車の中はラジオが流れてた…



「ちょっと痛いかもしれないです〜」



さよならなんて意味がない
またいつか会えたら
素敵と思いませんか?…



「右目終わりました〜」



私の声が聞こえてますか?
深夜一時のHeart Station
チューニング不要のダイアル
秘密のヘルツ…



「ちょっと上向いてください〜」




心の電波 届いてますか?
罪びとたちのHeart Station
神様だけが知っている
I miss you…




「はい、終わりました!目開けてみてください!」





終わった。






鏡を見るといつも化粧をしているときの私の顔で、すっぴんで化粧してる状態になれるって便利だ…と思いました。

二重を作っている人で特に抵抗がない方は埋没法をおすすめします。おわり

精神病院に入院した話

2017年8月22日から17日間精神病院に入院した。


理由としては家庭環境の悪化による自傷行為が見過ごせなくなってきたため、とある。
ちなみにその家庭環境を悪化させた張本人の母親も立派な精神病患者である。
受け継がれる血。


先日ノートを整理していた際に当時付けていた日記が出てきたので、過去を整理する意味も込めて振り返ってみる。


以下、当時の日記。

1日目(入院初日)

とうとう入院してしまった。
本格的な自傷からわずか1ヶ月半で精神病院入院とはなかなかメンヘラポテンシャルが高い。

いや自己肯定力よ!!!

まずメンヘラポテンシャルとはなんだ。
メンヘラにポテンシャルも何もあるのだろうか。

2時に両親が退室してから6時半近くまでずっと寝ていた。
1時間おきに人が来るとは本当らしく何かと話しかけてくれたが眠くて全く覚えていない。
5時(4時かも)に来た看護師さんが手首にでかいガーゼを固定していった。眠くてされるがままだった。
実はリュックの布地の隙間にカッターの刃を入れて検問突破したのだがこれだとどうしようもない。



いや何やっとんねん!!!



この女全く反省していない。


夕食を食べた。病院食と聞いていたのでTHE・質素を予想していたけど味が濃い!米!肉!デザート!給食のデラックス版!今思い出したけど9月から秋アニメじゃん見ないと


楽しそうでなによりだ。
ちなみに消灯時間が9時の上にBSも映らないので秋アニメは見れなかった。


患者さんが優しい。
コップを洗ってくれたしあいさつもしてくれた。
あと世間で見るとどうしても異質というかはみ出してしまう私が、ここではそういうことを気にしないでいいので嬉しい。みんな変なので。
どうしても学校のことが気になるけど考えないようにする。考えないためにここにいる。


めちゃくちゃ失礼なことを言っている。




2日目

空調が効きすぎててちょっと寒い。
今日は雨が降っている。
図書室があるから行ってみたい。
シャワーを浴びた。2日に1回はきついなあ

若干慣れてきたというところだろうか。この調子でいってほしい。


こわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわい怖い



何があった?!?!?!?!






ちなみに現物の写真である。
乱れまくった文字がヤバさを演出している。
絶対の対を間違えるあたりに頭の悪さが窺える。



たしか急に外に出れないことへの恐怖が湧いてきたのである。
さすが精神病院、窓も完全に密閉されており、空調で室内の空気を入れ替えるシステムとなっている。
まさに蟻の這い出る隙もない。
たぶん室内に蟻はいないが。


3日目


ここら辺から日記を付けるのがめんどくさくなってきている。

生理始まり


えっこれで終わり?!?!?!?!
終わりだった。



4日目

生理痛が辛い。
しょうゆをご飯にかけて食べたけど魚にかけるやつだったらしい


もっと書くことは無かったのだろうか。



5日目

記載なし

6日目

昨日から図書室でDEATHNOTEを読んでる。
日記つけ忘れてた

DEATHNOTEを夢中で読んでいたので日記を書いていなかったらしい。
人間性が出ている。
そもそもDEATHNOTEを置いている精神病院ってどうなんだろうか。



7日目

いっしゅうかんーーー!!!
ナプキンを買いたいと言ったら外に出れた!!!楽しい!!!


テンション爆上がり。
外の空気が吸えなかったことがかなりストレスになっていたようだ。

DEATHNOTE読み終わった


そっか…


8日目

寂しい。自分よりも年上の人が看護婦さんと楽しそうに喋っていて泣いてしまった。甘え方がわからない。誰と話すときも失礼のないように、迷惑をかけないように対応してきたから、皆私のことを「いい子」だとか「しっかりした子」と言って放任してきた。これまで素の自分が単なる迷惑な人間でしかないことを知っていたから礼節を重んじて「いい子」を演じてきたけれど、このままだと大人になって「子供」のレッテルが剥がれた時に、誰にも愛されず甘えることも出来ない人間になるんだろうか。嫌だ。


突然語り出す。


情緒不安定の極みである。


9日目

図書室でリアルアカウント読んだー!
蔵科ミズキくんめっっっっちゃかわいい!!!
一気に最新刊まで読んじゃったー(明日からは何読もう…)



昨日のどこいったん?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!



びっくりするほど情緒不安定である。


10日目

双頭のバビロンを読み始めた。
皆川博子作品は読破したい。


私は皆川博子さんの書かれる作品が大好きなのだ。
入院が決まった時にも真っ先に彼女の作品「蝶」を持っていくことにしたくらい。


あと誕生日だったーーー

エーッ

エーッ



11日目

なんで生きてるんだろうなあ。なんでこんなふうになっちゃったんだろう。なんでうまく死ねなかったんだろう。死ぬか頑張るかしないといけない。中途半端が一番よくない。

この読んでいて不安になる精神の落差にも割と慣れてきた。
自分が歳をとったということが辛かった気がする。


12日目

記載なし

13日目

スマホが死んだ。





スマホーーーーーー!!!!!!!!!!!!





14日目

スマホ復活した!よかったー






スマホーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!(涙)







充電切れで落ちただけだったようだ。
人騒がせな。

15日目

ウェットティッシュが無くなったので売店で赤ちゃんにもやさしそうなウェットティッシュを買った。アルコール!殺菌!とかの方が安心するんだけど。置いてないらしい。

精神病院豆知識:アルコール類は買えない(当たり前である)



16日目

明日で退院。
双頭のバビロン読み終わった。
朝ごはんに出たスクランブルエッグがとても美味しかった。

明日やること!→身辺整理

平平凡凡だがいいことだろう。
しかし身辺整理という書き方は誤解を招く気がする。



17日目

片付けをした後病院内をぐるっとまわってみた。
ここに来たことが私にとってよかったかはわからないけど、時間の流れが違う場所に来ることができたみたい。
たぶん良かったんでしょう。
このノートをしまって、最後の片付けをします。

うん、良かったよ。
今振り返ってみると入院してから精神がだんだん安定してる。



家に帰ってきました。
階段の一段一段が飛び降りるために上っているような気がした。
もう逃げられないね。





安定してなかったーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!








今はおかげさまで心身共に健やかに生活しています。